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“3年ルール”って何?派遣で働くなら知っておきたい大切なこと

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2025年5月16日

Kosuke.Fukuda

「派遣は3年で終わるらしい」──そんな話を耳にしたことはありませんか?
派遣で働く方々にとって、少し気になるこの“3年ルール”。
「3年経ったらどうなるの?」「その後はもう働けないの?」という疑問に、わかりやすくお答えします。

「3年ルール」ってどういうこと?

「同じ職場でずっと働き続けたいのに、3年で契約終了と言われた」
そんなご相談を受けることがあります。

その背景には、**労働者派遣法(いわゆる「派遣法」)で定められた“3年ルール”**という決まりがあります。
ポイントは、次の3点です

  • ① 同一の部署・ポジションでは、原則として3年まで
  • ② 同じ企業でも、異なる業務に移れば継続勤務が可能な場合も
  • ③ “無期雇用派遣”という働き方であれば、3年を超えて働けるケースも

つまり、「働いている人が悪い」のではなく、**“同じ業務を同じ人が続けるのは3年まで”**というルールなのです。

なぜ「3年」なのか──その背景にあるのは「雇用の安定」

このルールは、派遣社員の働き方を制限するためではありません。
むしろ目的は、**「不安定な雇用のまま長期間放置されないようにする」**ことにあります。

もし派遣先企業が3年を超えて人材を必要とする場合、正社員や契約社員として登用することも検討してほしいという、制度からのメッセージが込められているのです。

では、3年を迎えたらどうすればいいの?

ご安心ください。実際には、いくつもの選択肢があります。

  • ① 同じ職場で、異なるポジションに異動して継続勤務
  • ② 新たな派遣先のご紹介を受けて、別の職場で働く
  • ③ 派遣先から直接雇用(正社員・契約社員など)のお話をいただく
  • ④ 派遣会社と無期雇用契約を結び、安定した働き方を選ぶ

私たち派遣会社は、このような「次のステップ」について、丁寧にサポートいたします。
不安や疑問がある際は、ぜひ担当者にお気軽にご相談ください。

知っていることで、広がる未来

「3年で終わり」ではなく、「3年だからこそ、新しいキャリアを描くきっかけ」に。

働き方の選択肢が多様化している今、制度やルールを正しく知っておくことは、将来に向けて、自分らしいキャリアを築く大切な一歩になります。
「この先、どうしよう…」と思ったときこそ、私たちにお声かけください。
あなたの“次の一歩”を、一緒に考えていきましょう。

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