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2025年10月3日
「総務の仕事って、具体的にどんなことをするの?」「自分に向いているのか分からない…」
そんなふうに感じている方も多いのではないでしょうか。
総務は、会社全体を支える“縁の下の力持ち”。オフィス環境を整え、社員が安心して働けるように裏方から支える、とても重要なポジションです。この記事では、総務の仕事内容や向いている人の特徴を、未経験・経験者の両方の目線で解説します。
総務の業務は、実はとても幅広いのが特徴です。
たとえば以下のような仕事があります
など、多岐にわたります。
ただし、総務が担う業務の範囲は企業によって多少異なります。経理や人事を兼任するケースもあれば、社内のDX推進や広報業務までカバーする場合もあります。共通して言えるのは、どの企業でも「会社全体の運営がスムーズに進むように支える」重要な役割であるということです。
これから初めて総務にチャレンジする方にとって、「経験がないけど大丈夫?」という不安はつきもの。でも、次のような特徴があれば、きっと活躍できます。
総務は“なんでも屋”といわれることも。日々いろんなタスクが飛び込んできますが、優先順位をつけながら効率よく対応できる人は向いています。
ちょっとした気づきが、働きやすい職場づくりにつながります。誰かの「ありがとう」がやりがいになる方にぴったりです。
最近では、経費精算や備品管理などもAIやITツールで自動化されつつあります。スマホやPCの基本操作ができれば問題ありません。
「業務はひと通りこなせてるけど、自分に向いているのか分からない…」
そんなモヤモヤを感じる方もいらっしゃいますよね。
実は、総務職に求められる資質は“スキル”だけではありません。以下のような志向がある方は、これからもっと活躍できる可能性大です。
総務は単なるバックオフィス業務にとどまらず、現場社員や他部署との連携が欠かせない仕事です。例えば、備品の不備に気づいた現場の声に迅速に対応したり、社内制度の運用について各部署の意見を取りまとめたりと、社内の橋渡し役としての存在感が求められます。こうしたつながりを大切にし、相手の立場を理解しながら対応できる方は、自然と組織内で信頼を集める存在になっていきます。
「これって、もっと効率的にできるのでは?」と感じたときに、自分から改善案を考えて動ける方は、総務の現場でとても重宝されます。たとえば、紙の申請書をクラウド化して申請フローを見直したり、日々のルーティン業務をRPAで自動化したりすることで、会社全体の時間とコストを大きく削減できます。そうした“仕組みづくり”に楽しさを感じられる方には、まさにぴったりの職種です。
法改正や社会の制度変更は、企業運営に直結する重要なテーマです。特に労働基準法や社会保険制度の改定は、総務がいち早く把握し、社内ルールに反映していく必要があります。また、働き方の多様化やテレワーク推進など、近年のトレンドに敏感な姿勢も大切です。変化に対して前向きにキャッチアップできる人は、企業をリスクから守る“守護者”として信頼される存在になれるでしょう。
→ 基本的に資格は不要です。働きながら知識を身につけていく方がほとんどです。
→ 書類業務もありますが、部署間の調整や社内巡回など、人と関わる場面も多くあります。
→ 事務は“部門専属”であることが多いですが、総務は“全社的なサポート役”として関わる範囲が広いです。
「特別なスキルも資格もない」「自分に自信が持てない」——そう感じている方こそ、総務の仕事に向いているかもしれません。総務の業務は派手さはないかもしれませんが、誰かの困りごとに気づき、そっとフォローできる力が、日々の現場では本当に重宝されます。
たとえば、コピー機のトラブルを即座に直したり、備品の不足にいち早く気づいて補充したり。そうした“小さな気配り”が、社員全体のストレスを減らし、職場の快適さにつながっていくのです。何気ない仕事の積み重ねが、誰かにとっては大きな助けになっています。
また、「気が利く」「相手の立場に立てる」「急な変更にも柔軟に対応できる」——そんなあなたの強みは、総務において確かな武器になります。加えて、少しずつでも「もっと効率的にできないかな?」という仕組み化の視点を持つことで、チーム全体の生産性を高める存在にもなれます。
「総務って将来性があるの?」という不安を感じている方もいるかもしれません。でも、今やどの企業も、法改正への対応や働き方の多様化、DX(デジタルトランスフォーメーション)など、変化に適応できるバックオフィスの力を必要としています。総務はむしろ、これからの企業に欠かせない“アップデートし続ける存在”としての期待が高まっているのです。
あなたの“当たり前にできること”が、実は多くの人の支えになります。決して目立つ仕事ではないかもしれませんが、だからこそ誇れる価値がある。そんな総務というフィールドで、あなたの「得意」を活かしてみませんか?
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