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じつは身近で奥が深い!編集者ってどんなお仕事?

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2025年5月30日

Kazuhiro.Ono

本や雑誌、マンガ、Webの記事…。私たちの身の回りには、たくさんの「編集されたコンテンツ」があふれています。でも、「編集者って、結局なにをしてるの?」と聞かれると、ちょっと答えに迷ってしまうかもしれませんね。
今回はそんな“縁の下の力持ち”である編集者の仕事について、やさしく解説していきます。とくに、人気の高い「マンガ編集者」の働きぶりにも注目しながら、編集というお仕事の魅力をたっぷりご紹介します!

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編集者のお仕事って、どんな感じ?

編集者のお仕事をひとことで言うと、「コンテンツをカタチにする人」です。
企画を考えたり、文章をチェックしたり、クリエイターさんとやりとりしたり…作品が読者の手元に届くまで、あらゆる工程に関わっています。

たとえば雑誌や書籍なら、特集を企画して取材を手配したり、ライターさんに執筆を依頼したり。Webメディアだと、記事の構成を考えたり、SNSでの発信を工夫したり。いろんなジャンルで、編集者の力が必要とされているんです。

活躍できる業界はいろいろ!

編集者が活躍しているのは、出版社だけじゃありません。扱う媒体やジャンルによって大きく以下のように分類されます。

1. 雑誌編集者

  • 仕事内容: 雑誌の企画立案、予算・スケジュール管理、取材や撮影の手配、原稿チェック、写真選定、レイアウト監修などを担当します。
  • ジャンル: ファッション、美容、ライフスタイル、趣味、ビジネス、科学技術など多岐にわたります。
  • 特徴: 締切が頻繁にあり、流行を敏感にキャッチする能力が求められます。

2. 書籍編集者

  • 仕事内容: 書籍の企画、著者とのやり取り、原稿の校正、デザイン監修、印刷所との調整などを行います。
  • ジャンル: 小説、専門書、実用書、エッセイなど幅広いジャンルがあります。
  • 特徴: 紙媒体だけでなく電子書籍の制作も増えており、長期的な制作スケジュールが特徴です。

3. 漫画編集者

  • 仕事内容: 漫画家とのストーリーやキャラクター設定の打ち合わせ、プロットやネームへのアドバイス、スケジュール管理などを担当します。
  • ジャンル: 少年漫画、少女漫画、青年漫画、Webtoonなど。
  • 特徴: 漫画家と密接に関わり、作品を育てる役割を担います。

4. Web編集者

  • 仕事内容: Webサイトやデジタルコンテンツの企画・編集・運営を行います。
  • ジャンル: ニュース、エンタメ、専門情報など。
  • 特徴: デジタル媒体特有の迅速な更新やSEO対策が求められます。

5. その他のジャンル

  • 新聞編集者: 新聞記事の企画・編集を担当。
  • 専門ジャンル編集者: 科学技術、医療、教育など特定分野に特化した編集者

最近は、電子書籍やマンガアプリを扱うIT企業、企業のオウンドメディア、映像や広告をつくる制作会社など、さまざまな業界で編集のスキルが求められています。

「情報をわかりやすく伝える」「魅力を引き出す」って、実はどんな仕事にも大事なこと。だからこそ、編集者のような目線を持つ人は、いろんな場面で頼りにされているんですね。

マンガ編集者は“もう一人の作家”?

マンガ編集者は、マンガ家さんと一緒に作品を生み出すパートナーのような存在です。
新しい作品の企画を考えたり、キャラクター設定を一緒に練ったり、ネーム(マンガの設計図)を読んでアドバイスしたり…。ときには厳しい意見も伝えながら、作家さんと信頼関係を築いていきます。

読者アンケートの結果やSNSの反応を見て、次回作の展開を考えるのも、編集者の大切なお仕事。人気作品の裏には、必ずと言っていいほど、優秀な編集者の存在があります。

どんなスキルがあるといいの?

編集の仕事には、「これができればOK!」という明確な正解はありません。でも、あると助かるスキルはいくつかあります。

  • • 人の話をよく聞ける「コミュニケーション力」
  • • 読者目線で考える「読解力・企画力」
  • • スケジュールをきちんと守る「進行管理力」
  • • 誤字脱字を防ぐ「文章力・校正力」

最近では、PhotoshopやIllustratorなどのソフトや画像生成AIツール等を使えると、デザインのやりとりもスムーズになりますし、WebメディアならSEOやSNS運用の知識も重宝されます。

まとめ:届ける喜びを感じたい人にぴったりな仕事

編集者は、クリエイターと読者をつなぐ「橋渡し」のような存在です。自分が関わった企画や作品が世に出て、多くの人に読まれる。それを見たときのうれしさは、なにものにも代えがたいものがあります。

「文章や作品に関わる仕事がしたい」「誰かの創作を支えたい」そんな思いがある人にとって、編集という仕事はとても魅力的なフィールド。あなたの中の“編集の才能”、ぜひ育ててみてはいかがでしょうか?

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