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2025年11月18日
これからの季節は、寒さや乾燥で気づかないうちにカラダの水分が減ってしまいがちです。
飲み物だけでなく、食事からもやさしく水分を補って、毎日を心地よく過ごしましょう。
私たちのカラダは普通に生活していても、1日に約2.5リットルもの水分を失っています。その中には、感じることのないまま皮膚や粘膜、あるいは呼気から水分が失われる「不感蒸泄」と呼ばれるものがあります。不感蒸泄は、安静時で1日約900mlと言われていますが気温が低く、空気の乾燥した冬の環境では不感蒸泄によって失われる水分量が増えることが報告されています。
ソース:大塚製薬ホームページ「水分補給とイオンと健康の深い関係」より
汗をあまりかかない冬は水分を失っている自覚が少なく、夏場に比べ水分摂取の機会が減ることで、脱水を引き起こす可能性があります。また、寒いからと暖房機器を使用したまま寝ると、部屋の湿度がさらに下がり、不感蒸泄量も増えると考えられます。低湿度の環境においては、カラダが乾きやすいことを心にとめておきましょう。
私たちが生活するのに快適な湿度は40~60%と言われています。冬の湿度はおおよそ50%前後ですが、湿度は1日の中でも変化し、最小湿度は10%~20%にもなります。
なぜ冬はこれほど乾燥するのでしょうか。そもそも湿度とは空気中に含まれる水蒸気の量(飽和水蒸気量)のことで、空気は温度が高いと含むことのできる水蒸気の量は増え、温度が低くなると含む量は少なくなります。つまり、気温の低い冬は空気中の水蒸気量が少ないため、必然的に乾燥してしまいます。
暖房機器の使用も乾燥に関係しています。特に顕著なのがエアコンで、エアコンは空気を直接温めて温度を上げることから、加湿をしなければ室温だけが上り、相対的に湿度が低下して、さらなる乾燥を引き起こします。密閉性の高い近年の住環境も乾燥に拍車をかけていると言えます。
このように、冬の暮らしは気づかぬうちに乾燥が進んでいます。加湿器などを利用して湿度をコントロールするとともにカラダの渇きを防ぎましょう。
冬は、低温・乾燥した環境と感染症の流行から、体調を崩しやすい季節です。夏に比べ発汗量が極端に少なくなる冬は、ノドの渇きを感じにくく、飲水量も減少します。加えて、マスクの着用で口やノドの湿度が保たれるため、乾燥を感じにくくなる傾向がありますが、感染対策のひとつとしても、意識的な水分補給を心がけましょう。
冬季には水分を多く含む食品を意識的に摂取することで、脱水を防ぎ、体調を維持することが重要です。特に、温かい料理や水分の多い果物を取り入れることで、寒い季節でも効果的に水分補給が可能です。
ほうれん草やレタスなどの緑葉野菜は、約90%の水分を含んでおり、冬の食事に取り入れることで水分補給に役立ちます。
特に水分が豊富な果物としては、オレンジ、グレープフルーツ、リンゴ、キウイなどがあります。これらは水分だけでなく、ビタミンやミネラルも豊富です。
温かいスープや味噌汁は、体を温めながら水分を補給できる優れた選択肢です。特に寒い冬には、これらの料理が効果的です。
ヨーグルトは約85-90%の水分を含んでおり、栄養価も高いため、冬の間に積極的に摂取したい食品です。
ゼリーは水分を多く含み、食べやすいため、特に高齢者や子供にとって良い水分補給の手段となります。
牛乳や甘酒も水分を補給するのに適しており、栄養価も高い食品です。