こんなに変わったWebデザインの25年史!
2025年6月20日
2000年から四半世紀(25年)経ちましたが、Webデザインは驚くべきスピードで進化してきました。
黎明期から現代へと続くWebデザインの変遷を追ってみましょう。
1990年代後半:インターネット黎明期
特徴:
- • テキスト中心のシンプルなデザイン
- • 画像は少なく、画質も粗い
- • テーブルレイアウトで構造化
- • GIFアニメーションが流行
ブラウザの進化:
- • Netscape Navigator、Internet Explorerが登場
デザインツールの進化:
- • テキストエディタでHTMLを直接記述
- • 画像編集ソフトは限定的
2000年代:Webデザインの進化
特徴:
- • CSSによるレイアウトが普及
- • JavaScriptやFlashによるアニメーションやインタラクティブな表現
- • ブログやSNSの登場
- • Web2.0という言葉が生まれた
- • YouTubeやFacebookが登場
ブラウザの進化:
- • Internet Explorerが主流の中、Google Chrome、Safari、Firefoxなど多様なブラウザが登場
デザインツールの進化:
- • DreamweaverなどのWebオーサリングツールが登場
- • Photoshop、IllustratorがWebデザインに活用される
2010年代:スマートフォンとレスポンシブデザイン
特徴:
- • スマートフォンの普及によるレスポンシブデザインの重要性
- • HTML5とCSS3による表現力の向上
- • SNSの多様化(インスタグラム、X(旧Twitter)など)
ブラウザの進化:
- • Microsoft Edgeが登場。Google Chromeのシェアが拡大。
デザインツールの進化:
- • SketchなどのUIデザインツールが登場
- • クラウドベースのデザインツールが登場
2020年代:多様性とアクセシビリティ
特徴:
- • 多様性や環境に対応するデザイン
- • アクセシビリティへの配慮
- • 動画や3Dグラフィックスの活用
- • AI進化によるデザインのサポート
ブラウザの進化:
- • Google ChromeとSafariのモバイルブラウザのシェア争い
- • Cometの開発を発表
デザインツールの進化:
- • Figma、Canvaなどのコラボレーションツールが普及
- • AIによるデザイン支援ツールが登場
まとめ
Webデザインの25年間は目まぐるしく変化してきました。
黎明期には想像もできなかったようなデザインや機能が、今では当たり前のように使われています。
この変化のスピードは今後も加速していき、10年、20年後どのような世界になっているのか。
AIの進化と共に上手く共存できれば、よりクリエイティブなデザインをユーザに届けられるかもしれません。